【会話のノウハウ】読むだけで分かる話題の作り方

会話をするときに、何を話していいか分からない!とお悩みの方も多いと思います。そこでこの記事では、会話をするときにどうやって話題を作っていけばいいのかを解説します。

話題作りが上手になるとどうなる?

話題作りが上手になると、会話をするときの恐怖感がなくなり、会話が盛り上がるようになり、人間関係を作りやすくなります。

会話は、「話す」「聞く」「話題作り」の3つの要素からできているので、話題作りが上手になると会話上手への道が開けます。話し方や聞き方に関しては、このブログで詳しく解説してるので、ぜひ合わせてご覧ください。

■「話し方」の記事はこちらから
http://rakuperablog.com/?p=303

■「聞き方」の記事はこちらから
http://rakuperablog.com/?p=331

では、ここからは実際に話題作りが上手になるための2つのポイントを見ていきましょう。ポイントは「話題を作るときの考え方」「話題作りのコツ」の2点です。

話題を作るときの考え方

「考え方」は物事を上達するための土台です。思考→行動→結果という風に、何かを上達させて結果を出すときに全て思考の影響があるからです。この記事では話題作りについて解説するので、話題作りの時に必要な考え方をまずは見ていきましょう。

話題作りの時に意識すべき「考え方」は3つあります。

①相手の感情がプラスになる話題を選ぶ
➁相手が興味のある話題を選ぶ
➂話題はいくらでも作れると考える

①相手の感情がプラスになる話題を選ぶ

人は感情がプラスになることが好きです。それは自分にとってのメリットであるからです。逆に感情がマイナスになることは嫌いなのでそれは避けなければいけません。僕たちが会話するのは「人」なので、このシンプルな原理原則を抑えて話題を作る必要があります。

話題作りで失敗する多くの理由が、相手の感情がマイナスになる話題を選ぶことにあります。これを避けるだけで話題作りのスキルがかなり高くなります。具体的に何がプラスになって、何がマイナスになるのかまとめてみました。

<相手の感情がプラスになる話題>
・興味のあること
・役に立つこと
・面白いこと

<相手の感情がマイナスになる話題>
・興味のないこと
・自分が傷つくこと
・自慢話し

話題を選ぶときは、感情がプラスになるになるものだけ話し、マイナスになりそうなものは省くということを徹底して行いましょう。そうすれば、どんな話題を話せばいいのかが頭の中で明確に分かるようになります。

➁相手が興味のある話題を選ぶ

人が一番興味のあることは、”自分に関すること”です。つまり、相手が興味のあることは、相手に関係のあることです。なので興味のある話題を選べば、相手に関係のある話題を話すことになり、相手はその会話で満足感を得ることができます。そうすると相手はあなたと友好的な関係を築くことに前向きになってくれるでしょう。

これらの理由を元に、相手と会話するときは頭の中でこう考えながら会話するといい話題が浮かびます。

「相手が興味のあることは何だろう?」

この問いを自分に投げかけ続けることで、相手に刺さる話題が浮かんできます。

相手の興味のあることを知る方法は2つあります。相手に聞くか、事前に情報をリサーチするかです。

いきなり興味のあることを知るのは心を読む超能力がないと難しいので、シンプルに相手に聞きましょう。「最近趣味とかありますか?」「最近ハマっていることはなんですか?」などの質問を投げかけることで相手が答えてくれると興味のあることを推測しやすくなります。また、会話をしている最中に、相手の言動にも注視しましょう。声のトーンが上がったり、リアクションが大きければ、その話題に関して興味がある可能性が高いです。興味があれば脳みそが反応し、それが言動に現れるからです。

他には、事前に話す相手の情報をSNSや人から聞いてリサーチすることができれば、相手が興味のある話題を予想しやすくなります。もし情報を知ることができれば、相手が興味のある話題についてネットや雑誌で軽く調べておけば話しを広げやすくなります。

➂話題はいくらでも作れると考える

正直な話し、話題はいくらでも作れます。天気やその周辺の状況を分析して、感想を述べたり、相手に質問すれば軽い内容ですが話題になります。要はそこから、相手の興味のある話題に連想ゲームのようにして、話題を繋げてけばいいだけなのです。

重要なのは、相手が興味のある話題に辿り着くことなので、そこに辿り着くまでの導入部分に関しては、適当に天気や周辺の状況などを何でも使えば話題は無限に作ることができます。内容がしょうもないと相手はつまらなくなってしまうので、軽い内容の話題をササッと話したら、できるだけ迅速に相手が興味のある話題に引導しましょう。

このように考えると、話題なんて興味のあるテーマに辿り着きさえすればいいから、導入部分の話題はいくらでも作れるなと考えれるので、会話に対しての不安感も少なくなります。

話題作りのコツ

では、ここから話題作りのコツを具体的に解説していきます。コツは7個あるので、まとめてみました。

<話題作りのコツ>
①人類共通ネタを使う
➁連想する
➂共通の話題を見つける
④興味のありそうな話題を分析する
⑤話題を使って会話の流れをコントロールする
⑥自分の好きな話題ばかり話さないようにする
⑦質問して話題を作る

①人類共通ネタを使う

人類共通ネタとは誰もが関係ある話題のことです。例えば以下のようなものが人類共通ネタです。

・お金
・恋愛
・健康
・美容
・ファッション
・趣味
・仕事
・学校生活について
・時事ネタ

この人類共通ネタの中から適当なものをチョイスし、相手に質問を投げかけることで、相手から情報を引き出せます。その情報をヒントに、相手が興味のある話題を見つけて、興味のある話題を深堀りして仲を深めましょう。

<例>

「お仕事何されてるんですか?」

「髪きれいですけど美容院どこ行かれてるんですか?」

「趣味とかありますか?」

「休日は何されてるんですか?」

➁連想する

人類共通ネタを通じて、何かしらの相手からのキーワードを聞いて、連想して話題を広げましょう。これが会話の基本になります。人類共通ネタから質問を選んで、その答えに含まれているキーワードから連想して次の質問や共感できる部分を探し、話しを振ります。難しい人は連想ゲームをやってみると頭が鍛えられます。

連想するときは、できるだけ目的意識を持つことも大切です。そうすると効率的に話題を転がすことができるからです。

例えば、仕事で先輩に好かれて出世するのが目的だったとします。そういった目的がある場合はこういう風に連想します。

A 先輩趣味とかあるんですか?

B 釣りが好きだよ

A 釣りいいですね!僕したことないんですけど友達がしてて興味あるんです。どこで釣りするんですか?

B 〇〇海岸かな

A へぇ~!〇〇海岸で釣れるんですね。釣り用品ってどこで買えるんですか?

B 〇〇が安くていいよ

A なるほど!今度買ってきます。買ったら釣り教えていただけませんか?

B いいよ!〇日にいくからいこうよ!

という風に、好かれる場合はプライベートで仲良くなるのが1番なので、趣味を聞いて、そこから釣り系に関する連想をして、どこで釣るのか、どこで買うのかを聞き、最終的に一緒に釣りに行くところに話題を着地させます。こうすることで自分の目的を達成しやすくなるので、目的に応じて連想する方向を気を付けるといいと思います。

➂共通の話題を見つける

元大統領のドナルドトランプさんが、人との距離を縮めるなら”共通項を見つけよ”と本で書いていました。

会話も相手との共通点が見つかると盛り上がります。なぜかというと、人は共通点があるものに対して、仲間意識が生まれ、シンプルに話題がたくさんあるからです。そして、自分の知っていることを共有したいと思い、それに共感されることを望んでいるからです。

なので、質問して相手との共通点を探すようにしてみましょう。

④興味のありそうな話題を分析する

これについてはこの記事内で先ほど解説しましたが、相手の言動、リアクションを見て、興味のありそうだなと思った話題にヒットしたら、その話題を深堀りして会話を進めましょう。深堀りするときは、質問したり、軽く自分の考えなどを述べると会話が続いて盛り上がります。

興味のある話題に辿り着かない場合は、ひたすら質問や連想して、辿り着くまで探し続けましょう。ヒットしたらその会話の勝利は目前です。

⑤話題を使って会話の流れをコントロールする

実は会話というのは、質問をして話題を振っている方が流れをコントロールしています。お互いに会話をするときは何かしらの目的があります。暇つぶしという軽いものから、セールスで物を売りたいとか口説きたいなど理由は様々ですが、とにかく会話には目的があります。話題を振って会話の流れを上手にコントロールすることで目的が達成しやすくなるので、上手に話題を振りましょう。

具体的には、会話のゴールを決めて、そこに辿り着くにはどういう話題を入れるかを考えます。

例を1つ挙げると、僕が布団の営業をしていた時はこういう風に話題を誘導していました。(布団の営業は枕をフロント商品にしてバックエンドで高い羽毛布団を売ります。)

<会話の流れを作る例>

あいさつ→雑談→相手の興味のある話題(相手の髪型、玄関に飾ってあるものを褒めるなど)→枕の話し(みなさん玄関はキレイにされてても枕はお手入れされてないこと多いんですよね、と枕の話題に自然に切り替える)→セールス

このように、僕のケースだと、初めから話題の着地点を「枕」に定めているので、雑談の途中に自然に枕に話題を持っていくようにします。目的意識を持たず、ただ話していても的を得た話題作りはできないので、最終的に話題をどこに着地させるのかは、考えながら話すようにしましょう。

⑥自分の好きな話題ばかり話さないようにする

会話に熱が入るとついやってしまいがちなのですが、自分の好きな話題ばかり話して相手がつまらない気持ち(感情がマイナスになる)になることは避けなければいけません。自分の好きな話題が相手と同じなら多少話してもOKですが、それでも自分が話す割合は少なくして相手に気持ちよく話してもらうことが大切です。

これはついやってしまいがちなので、意識して気を付けましょう!

⑦質問して話題を作る

話題のほとんどが質問から作られます。質問をすれば相手は話さざるを得ないので、そこから何かしらのヒントが得られます。表情や話しの内容などですね。それを元に、相手がどんな話しが好きそうなのか、どんな話し方が好みかな?と推理して、話題や話し方を絞り込んでいきます。

なので、困ったら相手に質問してみましょう。人類共通ネタからでもいいですし、リアルタイムで起きている身の回りのことでもいいです。(例:雨が降ってきましたね。など)質問をして、相手からヒントを得たら、そこから連想して話題を広げたり、話題や話し方を相手に最適化していきましょう。

繰り返しになりますが、困ったら質問です。質問をすることで会話の道が開けます。

まとめ

いかがだったでしょうか?話題を作るときのポイントをまとめてみました。いきなり全てのことを実践するのは難しいと思うので、1日1つ実践していって、体に染みつくまでトライしてみてください。全て身に付くと話題作りに困ることは無くなるはずです。

今回お伝えしている内容は、僕がコミュ障になって、それを克服する過程で学んだ生きた知恵になります。あなたのお役に立てば、僕の苦しかった経験が無駄にならないので、とても嬉しく思います。

このブログでは、「話題作り」以外にも「話し方」「聞き方」についても解説してるので、よかったらご覧ください。ここまでお読み頂いてありがとうございました。

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